夏目友人帳(2008年)
◆ジャンル:伝記/学園
◆原作:緑川ゆき
◆監督:大森貴弘/出合小都美
◆制作:
第1~4期:ブレインズ・ベース
第5~6期:朱夏
◆放送期間:
第1期:2008年7月7日~9月29日
第2期:2009年1月5日~3月30日
第3期:2011年7月4日~9月26日
第4期:2012年1月2日~3月26日
第5期:2016年10月5日~12月21日
第6期:2017年4月12日~6月21日
◆話数:
第1?4期:全13話/OVA全2話
第5期:全11話+特別編1話/特別編OVA全2話
第6期:全11話/特別編OVA全2話
◆声優:神谷浩史/井上和彦/小林沙苗/伊藤美紀/伊藤栄次/堀江一眞/沢城みゆき/木村良平/菅沼久義/石田彰/雪野五月/本多知恵子/樋口あかり/大浦冬華/藤村歩/斉藤貴美子/河本邦弘
前からゲームセンターなどで見かける丸っこいネコキャラは何なんだろうと疑問でしたが、従兄弟の子供(女の子)に教えてもらい、ニャンコ先生だと分かりました。それ以来、アニメも観てみたところ、とても面白い作品でした。
妖怪と聞けば基本的には「戦う相手」というイメージが強かったのですが、こちらはむしろ妖怪との絆の物語。自然豊かな田舎という舞台、温かい義理の両親、夏目君を慕う妖怪たち、友人たち、モフモフのニャンコ先生、そして友人帳を残した祖母と絆と、全体的に慈愛が溢れている作品だと思いました。民話や昔話を参考にしているのか、非常に親しみ深いエピソードが多く、それを現代的にアレンジしていて絶妙。
特に雨降らしの女の子が(妖怪)がタオルを貸してくれた人間を慕うエピソードは抜群でした。最後のタオルが濡れなくてよかった、という台詞には泣けました。作画も綺麗で音楽や演出も自然な感じで好きです。
人の、妖怪の心の機微が繊細に描かれ、作品全体に慈しみや思いやりが溢れています。ぜひ多くの子供たちに観てほしい名作だと思います。
空挺ドラゴンズ(2020年)
◆ジャンル:ハイファンタジー/群像劇/日常
◆原作:桑原太矩
◆監督:吉平”Tady”直弘
◆制作:ポリゴン・ピクチュアズ
◆放送期間:2020年1月~3月
◆話数:全12話
◆声優:前野智昭/雨宮天/斉藤壮馬/花澤香菜/諏訪部順一/関智一/櫻井孝宏/鳥海浩輔/釘宮理恵/熊谷健太郎/古川慎/松山鷹志/武内駿輔/上村祐翔/赤﨑千夏/榎木淳弥/井上和彦
空挺ドラゴンズはファンタジー・グルメといったジャンルでひと括りにされていた印象があります。けれどそれは魅力のいち部分でしかありません。主人公としての立ち位置にミカが置かれていますが、各章ごとに中心人物が変わり、物語が進んでいきます。
そこに共通しているのが「龍捕り」という職業を描くことです。ドキュメンタリーのように生き様が「物語」となっており、世界観をより深く理解できるのが『空挺ドラゴンズ』最大の魅力なのです。
また、ポリゴン・ピクチュアズの美しい背景美術がまた映えています。とくに龍の描き方は、アニメ映画『GODZILLA』で培われた技術が存分に生かされているように見えます。原作よりもモンスター感があり、それはそれで迫力が増していて悪くありません。
個人的には、花澤香菜が演じるヴァナベルが魅力的です。おそらく数年前であれば、メインヒロイン的な立ち位置にいるタキタを花澤香菜が演じていたと思います。ただ、原作でも存在感はむしろヴァナベルのほうにあり、この配役はにくい仕事ぶりです。
東京喰種トーキョーグール(2014年)
◆ジャンル:サスペンス/ホラー/ダークファンタジー/バトル/アクション
◆原作:石田スイ
◆監督:
森田修平(第1~2期)
渡部穏寛(第3期~最終章)
◆制作:studioぴえろ
◆放送期間:
第1期:2014年7月~9月
第2期:2015年1月~3月
第3期:2018年4月~6月
最終章:2018年10月~12月
◆話数:全12話(第1~4期)
◆声優:花江夏樹/雨宮天/花澤香菜/菅生隆之/中村悠一/浅沼晋太郎/諸星すみれ/勝杏里/内田夕夜/大浦冬華/櫻井孝宏/高垣彩陽/宮野真守/鳥海浩輔/折笠富美子/梶裕貴
東京グールは一話から衝撃的でした。元々ちょっとグロとかサイコ物が好きなのですが、自分にとって久しぶりのヒット作品でした。ごく普通の大学生の主人公の金木が、人食いのグールの臓器を移植されます。
人間のままでいたい金木の願いも叶わず、どんどんグールになっていく体。悩み苦しみ葛藤する中で、助け合って生きているグールのグループに出会います。
金木がグールとして生きる道しかないのかと自問自答をする間に、グールを敵とし、抹殺を目的とする捜査官のチームが動き始めます。次々とグールの仲間が殺されていく中で、金木は自分の無力さに気づき始めます。
グールと捜査官の戦いがはじまり、金木は自分が守るべきものはグールであると気づき始めます。金木の周りのグールや捜査官の生い立ちや一人一人の心の葛藤に考えさせられる事が多くありました。
東京グール、√、re、最終章と続編もあり、完結済みの作品です。人間とグールの共存を望む金木の願いは叶うのかがポイントです。すべての作品を見ましたが、それぞれの主題歌もとても個性があり、惹かれました。
血界戦線 /けっかいせんせん(2015年)
◆ジャンル:SF/伝奇/スリラー/吸血鬼
◆原作:内藤泰弘
◆監督:松本理恵
◆制作:ボンズ
◆放送期間:
2015年4月~6月(第11話まで)
2015年10月(第12話)
◆話数:全12話+特別編
◆声優:阪口大助/釘宮理恵/小山力也/中井和哉/宮本充/銀河万丈/折笠愛/小林ゆう/大塚明夫/藤原啓治/宮野真守/内田雄馬/大谷育江/緑川光/石田彰
血界戦線は、本編はもちろんOPEDの曲も含めて一つの世界観を作りきっており、最高だった!といえる作品です。原作は全く知らずに視聴し始めたので、少年漫画ばりばりの独特な世界観に、最初は好みじゃないかも・・・と思ったのですが。それもすぐに吹き飛びました。
主人公であるレオナルドの、歳相応な元気さと達観したような冷静さ。何よりもその信念に、気づけばドハマりです。騒がしい目立つ周囲の面々の影に隠れがちなところはあれど、非日常な世界での日常を貫く平凡さの凄さがことあるごとに思い知らされ、レオナルドを応援せずにはいられなくなります。
妹への献身さは、ときにその妹への重荷になるようなもので、見ている方としては歯がゆくなってしまう時もありますが。絶望を知ったが故の兄のよりどころだと思えば、無謀さも愚かさも愛おしく感じます。
そして、それは彼の周囲も同じようで、特別な力を持っているからだけでなく、その意志を傷つけまいとするようにレオナルドを助け導いている強い仲間意識に胸が熱くなります。
ヘルサレムズ・ロットなんてこの現実世界にはないけれど、彼らがどこかにいてくれたら素敵だなぁなんて、つい思ってしまう作品です。
銀の匙 Silver Spoon(2013年)
◆ジャンル:学園/グルメ
◆原作:荒川弘
◆監督:伊藤智彦(第1期)/出合小都美(第2期)
◆制作:A-1 Pictures
◆放送期間:
第1期:2013年7月11日~9月19日
第2期:2014年1月9日~3月27日
◆話数:全11話(第1~2期)
◆声優:木村良平/三宅麻理恵/櫻井トオル/高垣彩陽/島﨑信長/庄司将之/高梨謙吾/こぶしのぶゆき/井澤詩織/小西克幸/矢作紗友里
この作品の原作は漫画なので、私も漫画をもともと読んでいました。この作品では、最初いきなり主人公が遭難している場面からはじまります。
主人公は高校受験に失敗しとても暗い気持ちで農業高校に進学するのですが、その高校で出会った仲間たちや、先輩や先生など多くの人々との出会いや高校での体験を通じてどんどん成長していくところがとても見どころです。
作品では漫画でも美味しそうでしたが、アニメになることでより臨場感が増し、よりおいしそうになっている北海道の美味しいごはんにもぜひ注目してほしいです。
私もこの作品に影響されて、一度北海道の大学に進学したい!とまで考えるようになりました。今まであまり農業に関して身近でなかった人達にこそ見てほしいような作品になっています。
原作者の先生はもともと実家が農家らしく、農家の人目線で書かれたリアルな農業の世界を直に感じることができます。かわいい動物たちと豊かな自然に囲まれた北海道の魅力をぜひ体感してください。

