ExpressVPNの評判・料金を徹底解説【2026年最新】NordVPN・Surfsharkとの違いも比較

海外の動画配信サービスをスマホでチェックしたり、カフェや空港のフリーWi-Fiで仕事のメールを開いたりする機会が増えるほど、「このネット回線、本当に安全なのだろうか」と気になったことはないでしょうか。そんなときによく名前が挙がるのが、世界的に知名度の高いVPNサービスExpressVPN(エクスプレスVPN)です。この記事では2026年7月時点の最新情報をもとに、ExpressVPNの料金プラン、サーバー・速度の実力、セキュリティ機能、そしてNordVPN・Surfsharkとの違いまで、契約前に知っておきたいポイントを整理しました。あわせて、VPNの利用そのものが日本の法律上どう扱われるのかという、多くの人が気にする疑問にも正確にお答えします。

ExpressVPNとは?基本情報と特徴

ExpressVPNは英領ヴァージン諸島に拠点を置く企業が運営するVPN(Virtual Private Network=仮想プライベートネットワーク)サービスです。2009年のサービス開始以来、10年以上にわたり世界中で利用されてきた老舗ブランドで、Windows・Mac・iPhone・Android・ルーターなど幅広い機器に対応しています。VPNは、自分の端末とインターネットの間に暗号化された通信のトンネルを作り、通信内容や本来のIPアドレスを第三者から見えにくくする仕組みです。ExpressVPNの強みは、この暗号化の仕組みを専門知識がなくても直感的に使えるアプリにまとめている点にあります。ワンクリックで接続でき、初めてVPNを使う人でも迷いにくい設計になっています。

2026年に入ってからExpressVPNは料金体系を刷新し、Basic・Advanced・Proという3段階のプラン構成に変更されました。以前は「1プランのみ・同時接続8台まで」というシンプルな構成でしたが、現在は必要な機能や接続台数に応じてプランを選べるようになっています。長年にわたりセキュリティ専門メディアや独立系レビューサイトから高い評価を受け続けてきたこと、そして大規模な障害やデータ漏えいの報告が目立って少ないことも、法人利用を含めて選ばれ続けている理由のひとつです。

そもそもVPNとは?多くの人がVPNを使う理由

ExpressVPNの料金や機能を見る前に、そもそもなぜ多くの人がVPNを利用するのかを整理しておきましょう。主な理由は次の3つに集約されます。

1. 公衆Wi-Fiでの通信の安全性を高めるため

カフェ、空港、ホテル、新幹線などで提供される無料Wi-Fiは便利な反面、暗号化が不十分だったり、同じネットワーク上の第三者に通信を盗み見られたりするリスクがゼロではありません。VPNを使うと通信全体が暗号化されるため、外出先でクレジットカード情報を入力したり、会社のシステムにログインしたりする際の安全性が高まります

2. プライバシー保護のため

VPNを経由すると、アクセス先のWebサイトやサービスから見える接続元IPアドレスがVPNサーバーのものに置き換わります。これにより、普段利用しているインターネットサービスプロバイダー(ISP)や広告ネットワークに、自分がどのサイトを閲覧しているかを直接紐づけられにくくなります。

3. 海外滞在中に自国のコンテンツへアクセスするため

海外出張や留学で日本を離れている間、日本国内限定で配信されているニュースサイトや動画サービスに接続できず困った経験がある人は多いはずです。VPNで日本のサーバーを経由すれば、自宅にいるときと同じ感覚でこうしたサービスにアクセスできる場合があります。

リモートワーク・海外出張でExpressVPNが役立つ具体的なシーン

出張先のホテルWi-Fiから社内資料にアクセスする場合

ホテルの共有Wi-Fiは宿泊客全員が同じネットワークを利用するため、設定によっては同じネットワーク上の他の利用者から通信が見えてしまう可能性があります。VPN接続を挟んでから社内システムやクラウドストレージにログインすることで、通信経路を暗号化した状態でやり取りできます。

海外出張中に取引先とのオンライン会議に参加する場合

国によっては特定の通信サービスへのアクセスが不安定だったり、現地の通信インフラの都合で接続が制限されたりすることがあります。VPNを経由して普段利用しているサーバーの地域を選び直すことで、会議ツールへの接続が安定するケースがあります。

カフェや空港のラウンジで作業する場合

フリーランスや営業職など、外出先での作業が多い人にとって、公衆Wi-Fi利用時の情報漏えいリスクは無視できません。キルスイッチ機能を有効にしたうえでVPNを常時接続しておく運用にしておけば、うっかり接続が切れた瞬間に生の通信が流れてしまう事態を防げます。

Basic・Advanced・Proはどれを選ぶべきか

初めて契約する場合、まずは価格を抑えられるBasicプランから検討するのが無難です。VPNとしての基本性能(サーバーへの接続速度や暗号化の強度)はどのプランでも共通のため、「広告ブロックまで欲しいか」「固定IPアドレスが必要な業務用途があるか」を基準に、必要になった時点でAdvancedやProへのアップグレードを検討すれば十分です。固定IPアドレスは、海外拠点から社内の特定システムにIP制限付きでアクセスする必要があるようなビジネス用途では便利ですが、個人利用で必須になる場面は限られます。

ExpressVPNの2026年最新料金プラン

ExpressVPNは2026年、料金体系をBasic・Advanced・Proの3プランに再編しました。3プランとも接続できるサーバー数や通信速度そのものに差はなく、違いは主に同時接続台数と付加機能にあります。

  • Basic:VPNの基本機能に絞ったプラン。同時接続台数は10台。2年契約なら月あたり2ドル台からとプラン中もっとも安価。
  • Advanced:Basicの機能に加え、広告・トラッカーブロックなどのセキュリティ機能を追加。同時接続台数は12台。
  • Pro:Advancedの機能に加え、固定IPアドレスを無料で利用可能。同時接続台数は14台まで対応。

契約期間は「1カ月」「12カ月(ボーナス期間付き)」「24カ月(ボーナス期間付き)」の3種類から選べ、長期契約ほど月額換算での割引率が高くなります。いずれの契約期間でも更新時には通常料金(Basicで年額約100ドル前後、Proで年額約200ドル前後が目安)に切り替わる点には注意が必要です。料金は米ドル建てのため、実際の請求額(円換算)はその時点の為替レートによって変動します。契約前には必ず公式サイトで最新の金額を確認してください。なお、どのプランにも30日間の全額返金保証が付いており、実際に使ってみて自分の用途に合わなければ返金を申請できます。

サーバー数・対応国と通信速度の実力

ExpressVPNは世界の100を超える国・地域に、160以上のサーバーロケーションを展開しています。日本、アメリカ、イギリス、シンガポールなど主要都市はもちろん、比較的マイナーな国にもサーバーを置いているのが特徴で、接続先の選択肢の広さは業界でもトップクラスです。

速度面では、多くの独立系レビューサイトで「体感的な速度低下が少なく安定している」と評価されています。ExpressVPN独自の通信プロトコル「Lightway」を採用しており、従来のプロトコルに比べて接続確立が速く、バッテリー消費も抑えられるよう設計されています。一部の実測レビューでは、VPN未使用時と比較した速度低下率がおよそ6割前後(つまり4割程度の速度を維持)という報告もあり、動画配信サービスの視聴やビデオ会議でも大きなストレスを感じにくい水準です。ただし速度は利用者の回線環境、接続先サーバーとの物理的な距離、時間帯によって変動するため、「常に最速」というわけではない点は理解しておきましょう。

セキュリティ機能をわかりやすく解説

キルスイッチ(Network Lock)

VPN接続が何らかの理由で瞬断・切断された場合、自動的にインターネット通信そのものを遮断する機能です。VPNが切れた瞬間に暗号化されていない生の通信が流れてしまうのを防ぐ「保険」のような機能で、公衆Wi-Fi利用時の安全性を底上げします。

分割トンネリング(スプリットトンネリング)

アプリごとに「VPN経由で通信する」「通常回線で通信する」を振り分けられる機能です。すべての通信を一律でVPNに通す必要がないため、速度と利便性のバランスを取りやすくなります。

ノーログポリシーと第三者監査

ExpressVPNは、利用者がどのサイトにアクセスしたか、いつ・どのIPアドレスから接続したかといったアクティビティログや接続ログを保持しないと公表しています。この方針は自己申告だけでなく、KPMGなど大手監査法人による第三者監査で定期的に検証されており、方針と実態の乖離がないか外部からチェックされている点は信頼性の裏付けとして評価されています。

TrustedServer技術

ExpressVPNのサーバーはハードディスクを使わず、すべてRAM(揮発性メモリ)上でソフトウェアを動作させる「TrustedServer」という独自方式を採用しています。サーバーの電源を落とせば保存されていたデータはすべて消去され、原理的にディスクにログや個人データが蓄積されない構造になっています。

広告・トラッカーブロック機能(Advanced/Proプラン)

上位プランでは、閲覧中のWebサイトに埋め込まれた広告や、行動を追跡するトラッキングスクリプトをアプリ側でブロックする機能が追加されています。VPNによる通信の暗号化とあわせて使うことで、日常的なブラウジング時のプライバシー保護をより多層的にできます。ニュースサイトなど広告の多いページを頻繁に閲覧する人にとっては、体感的な閲覧速度の向上も期待できる機能です。

専用ルーター「Aircove」とスマートTVでの利用

Wi-Fiルーターにアプリを直接インストールする、あるいは公式のVPN内蔵ルーター「Aircove」を使うことで、ルーター配下のすべての機器を1台分の接続として扱える点も実務上のメリットです。また、専用の「MediaStreamer」機能により、VPNアプリを直接インストールできないスマートTVやゲーム機でも、DNS設定を変更するだけでストリーミング関連の恩恵を受けやすくなっている点も特徴です。動画配信サービス側もVPN経由のアクセスを検出してブロックする対策を強化しているため、特定のサーバーでは接続できても再生できない、あるいは急につながらなくなるといった変化が起こることもあります。この点は特定のVPNに限った問題ではなく、業界全体でいたちごっこが続いている状況だと理解しておくとよいでしょう。

同時接続台数とマルチデバイス対応

2026年の新プランでは、Basicで10台、Advancedで12台、Proで14台まで同時接続が可能になりました。従来の8台から増加した形で、スマホ・PC・タブレット・ルーターなど家族全員の端末を1契約でまとめてカバーしやすくなっています。とはいえ、Surfsharkのように「台数無制限」をうたう競合と比べると、同時接続台数そのものでは見劣りする部分があるのは事実です。契約前に、自宅にあるスマホ・PC・タブレットなど、VPNを使いたい端末の台数を一度書き出しておくと、プラン選びで後悔しにくくなります。

ExpressVPN vs NordVPN vs Surfshark 徹底比較

比較項目 ExpressVPN NordVPN Surfshark
2年契約の月額目安 2ドル台後半〜(Basic) 3ドル台前半〜 2ドル台前半〜(最安クラス)
同時接続台数 10〜14台(プランにより変動) 最大10台 無制限
サーバー数の目安 非公開(拠点数・国数を重視する方針) 9,000台超 4,500台超
対応国・地域数 100カ国超 110カ国超 100カ国超
独自プロトコル Lightway NordLynx WireGuard/Shadowsocks系
ノーログ第三者監査 あり(KPMG等) あり あり
返金保証 30日間 30日間 30日間
強み 速度・安定性・使いやすさのバランス サーバー数の多さ・機能の豊富さ 価格の安さ・接続台数無制限

大まかな傾向として、「安定性と分かりやすさ」を最優先するならExpressVPN、「サーバー数や機能の幅広さ」を求めるならNordVPN、「コストパフォーマンスと台数無制限」を重視するならSurfsharkという住み分けになります。

ExpressVPNがおすすめな人・おすすめできない人

おすすめな人

  • 海外出張や旅行が多く、ホテルや空港のフリーWi-Fiを日常的に使うビジネスパーソン
  • リモートワークで社外から機密情報を扱う機会があり、通信の安全性を重視する人
  • 初めてVPNを使うため、シンプルで迷わないアプリ操作を求める初心者
  • 速度低下をできるだけ抑えて動画視聴やオンライン会議を快適に行いたい人

他の選択肢の方が合う人

  • 家族や複数人で使う端末が多く、とにかく同時接続台数を気にせず使いたい人(Surfsharkの無制限接続が有利)
  • 月々のコストを最優先で抑えたい、VPNの利用頻度が少ないライトユーザー
  • 細かいサーバー選択のカスタマイズ性や、独自機能の豊富さを比較検討したい人(NordVPNも有力候補)

中国など規制の厳しい国での利用について

「渡航先でExpressVPNは問題なく使えるか」という質問もよく見かけます。ExpressVPNは検閲対策として難読化技術を備えており、中国のような通信規制が厳しい地域でも接続実績自体は報告されています。ただし、規制の運用状況は時期によって変化するため、「現地に到着すればいつでも100%つながる」と保証されているわけではありません。中国など規制の強い国へ渡航する予定がある場合は、現地に着いてからではなく、出発前に自国でアプリのダウンロードと契約を済ませておくことが強く推奨されます

申し込み方法・使い方の流れ

  1. 公式サイトでBasic・Advanced・Proのいずれかのプランと契約期間を選択
  2. メールアドレスを登録し、クレジットカードやPayPalなどで支払い情報を入力
  3. 利用する端末に対応アプリをダウンロード
  4. アプリにアカウント情報でログインし、接続したい国・都市のサーバーを選択
  5. ワンタップ(ワンクリック)で接続完了。以降は自動接続の設定も可能

契約後30日以内であれば全額返金保証の対象となるため、実際に自分の利用環境で速度や使い勝手を試してから継続を判断するという使い方もできます。ExpressVPNは24時間365日対応のライブチャットサポートを提供しており、接続トラブルや設定方法について日本語を含む複数言語でリアルタイムに問い合わせられます。

困ったときのサポート体制

ExpressVPNは24時間365日対応のライブチャットサポートを提供しており、接続トラブルや設定方法について日本語を含む複数言語でリアルタイムに問い合わせられます。VPN初心者にとっては、「接続できない」「特定のアプリだけ動作がおかしい」といったトラブルに即座に相談できる窓口があることは、料金以上に安心材料になる場合があります。公式サイトにはOS別のセットアップガイドやFAQも充実しており、多くの疑問は問い合わせ前に自己解決できる構成になっています。

初期設定でつまずきやすいポイントとしては、キルスイッチの有効化やDNS設定の確認が挙げられるため、契約直後にアプリ内のセキュリティ設定を一通り見直しておくと安心です。

よくある質問(FAQ)

Q1. VPNを使うこと自体は日本の法律で違法になりますか?

いいえ、VPNを利用すること自体は日本国内において違法ではありません。通信を暗号化し、接続先から見えるIPアドレスを変更するという技術そのものに違法性はなく、企業のリモートワークや個人のセキュリティ対策として広く合法的に使われています。ただし「VPNを使えば何をしても問題ない」というわけではなく、VPNを経由して行った行為自体が別の法律(不正アクセス禁止法や著作権法など)に触れる場合は、その行為自体が問題になります。

Q2. VPNで海外版の動画配信サービスを見るのは違法ですか?

この点は誤解されやすいポイントです。VPNを使って本来契約している国とは異なる地域のコンテンツにアクセスする行為は、多くの場合刑事罰の対象となる「法律違反」ではなく、各配信サービスの利用規約(ToS)に抵触する可能性がある「契約上の問題」です。規約違反が発覚した場合のペナルティは、警察に検挙されるようなものではなく、サービス提供側によるアカウントの利用制限や停止措置が中心です。

Q3. ExpressVPNは中国でも問題なく使えますか?

接続実績はありますが、100%確実とは言い切れません。渡航前に自国でアプリのダウンロードと契約を済ませておくことをおすすめします。

Q4. 無料トライアルはありますか?

ExpressVPNに無料プランはありませんが、契約後30日以内であれば理由を問わず全額返金を受けられる保証制度があります。

Q5. ExpressVPNとNordVPN、Surfsharkはどれを選べばいいですか?

用途によって最適解は変わります。速度や操作性のバランス、老舗ブランドとしての安定感を重視するならExpressVPN、サーバー数の多さや機能の豊富さで選ぶならNordVPN、家族で使う端末が多くコストを抑えたいなら同時接続無制限のSurfsharkが候補になります。

Q6. スマホだけでなくパソコンやルーターでも使えますか?

はい。Windows・Mac・iPhone・Android向けの専用アプリに加え、主要なブラウザ拡張機能、対応ルーターへのインストールにも対応しています。

Q7. 解約方法や自動更新の停止はどこで行いますか?

公式サイトのアカウント管理ページから、サブスクリプションの自動更新設定をオフにすることで、次回以降の請求を停止できます。

Q8. 通信速度はどのくらい落ちますか?体感できますか?

VPNを経由する以上、多少の速度低下は避けられませんが、ExpressVPN独自のLightwayプロトコルにより速度低下は比較的小さく抑えられているとする実測レビューが複数存在します。

Q9. 会社支給ではなく個人でVPNを契約して、業務にも使って問題ないですか?

会社が情報セキュリティのルールを定めている場合は、まずそのルールを確認してください。私物の端末で個人的に安全性を高める目的で使う分には問題になりにくいですが、業務データを扱う場面では事前に情報システム部門に確認しておくと安心です。

Q10. ExpressVPNを解約したらすぐに使えなくなりますか?

契約期間の途中でサブスクリプションの自動更新をオフにした場合でも、基本的にはすでに支払い済みの契約期間の終了日まで利用を継続できます。

まとめ

ExpressVPNは、2026年の料金体系刷新によってBasic・Advanced・Proの3プランから選べるようになり、同時接続台数も従来より増加しました。キルスイッチ・分割トンネリング・ノーログポリシー・TrustedServer技術といったセキュリティ機能が一通りそろっており、初めてVPNを使う人でも扱いやすいアプリ設計になっている点が大きな魅力です。価格だけで見ればNordVPNやSurfsharkの方が安い場面もありますが、速度の安定性やサポート体制、長年の運用実績を踏まえた「安心感」を重視するなら、ExpressVPNは検討する価値のある選択肢だと言えます。

VPNの利用自体は日本の法律上まったく問題のない行為ですが、各配信サービスの利用規約は別問題であることを理解した上で、自分の用途に合ったサービスを選びましょう。契約前には30日間の返金保証を活用し、実際の通信環境で速度や使い勝手を確かめてから継続を判断することをおすすめします。最新の料金やキャンペーン内容は為替レートや時期によって変動するため、契約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

参考:ExpressVPN公式サイト

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